― モラハラ・パートナーに悩むあなたへ、“心の癖”を優しくほどく ―

「自分が悪いのかも…」と思ってしまう、その心の正体
あなたはこんなふうに思ったことはありませんか?
「私がもっと我慢すればよかったのかな」
「あの人が怒るのは、私がダメだからかも」
「こんな自分じゃ、愛される価値がないかもしれない」
実はこれ、すべて【自己否定】の言葉です。
でも、これらは単なる「考え方のクセ」ではありません。
もっと深いところで、“自分を守るための癖”として身についてしまったものなのです。
自己否定は「あなたが弱いから」ではない
自己否定が強い人は、自分に対してとても厳しく、真面目で、責任感が強い人が多いです。
決して怠け者ではありません。むしろ、頑張りすぎるくらい頑張っている人なのです。
でも、どれだけ頑張っても、誰かに責められたり、認めてもらえなかったり、
自分の中の「正しさ」が報われなかった経験が積み重なると…
「私の努力が足りないのかな」
「もっと頑張らなきゃ」
「まだ“ちゃんとした自分”になれてないからだ」
と、自分自身を責める癖が育っていってしまうのです。
「自己否定」は、実は“過去の経験”の蓄積
私たちは、小さな頃から
親の機嫌を気にして生きてきた
失敗したときにきつく叱られた
感情を表現したら「そんなの甘え」と言われた
「いい子」でいなければ愛されないと感じた
このような環境の中で育つと、
「素直な自分を出すと拒絶される」
「感情を出すと迷惑になる」
という“思い込み”が深く染みついていきます。
そしてそれは大人になっても続き、
パートナーや職場の人間関係の中でも、
自分の感情よりも「相手に合わせること」が優先されてしまうようになります。
モラハラを引き寄せやすいのも、この“自己否定の癖”から
あなたがもし、過去に
・モラハラ気質の人に惹かれやすい
・相手の怒りを怖がって言いたいことが言えない
・ダメ出しされると「やっぱり私は…」と思ってしまう
こういった傾向があるなら、それは自己否定の根深さが関係しています。
モラハラ加害者は、相手が「自分を責めがち」で
「NOを言いにくい」人を見抜くのがとても上手です。
だから、最初は優しくしておきながら、
少しずつ支配したり、責任を押しつけたり、
気づかぬうちに心を追い詰めていきます。
そして、「私が悪いのかもしれない」と思い込ませるように仕向けてくるのです😨
「ダメな私を認めること」が、なぜ回復の第一歩になるのか?
ここで一つ、不思議に思うかもしれません。
「え?自己否定してるのに、ダメな自分を認めるの?」
「そんなことしたら、もっとダメになるんじゃないの?」
実は逆です。
自己否定が強い人ほど、「完璧でなければいけない」
と思って自分を追い詰めてしまいます。
でも人間は、誰だって欠点があり、不完全な生き物です。
「ちゃんとしてなくても大丈夫」
「弱くても愛される」
「間違えても見捨てられない」
こう思えるようになったとき、
私たちはようやく“自分を守るための緊張”を手放すことができるのです。
自己受容とは、「自分の味方になる」こと
自己受容とは、「自分のすべてを好きになること」ではありません。
「できない自分」
「イライラしてしまう自分」
「人をうらやんでしまう自分」…
そんなネガティブな感情も含めて“否定しない”ことです。
たとえるなら、こんな感じです。
そんなふうに、自分の心に対しても優しく接すること。
それが「自己受容」の第一歩です。
セミナーでは“あなたの否定癖”にやさしく寄り添います
私の行う【自己受容パーフェクトセミナー】では、
ただ「ポジティブになろう」「前向きになろう」とは言いません。
まずは「否定してしまう心の癖」を、ゆっくり紐解いていきます。
そして、その根底にある「小さな傷」「思い込み」「孤独」を見つけてあげるのです。
これらを通じて、少しずつ少しずつ、心がほぐれていくのを感じられるでしょう。
「自己否定しがちな私」も、私の一部だったと気づいたとき
私自身もかつて、
「どうせ私なんて…」
「私が我慢すればうまくいくから」
と、自分の声を殺して生きてきました。
でも、その“自分を責める癖”に気づいてあげられたとき、
ようやく「私の中の小さな私」が救われたような気がしたのです。
あなたも、同じような想いをしてきたのなら、
もうそろそろ、自分の味方になってあげてもいいんですよ。
最後に:あなたを責めてきたのは、あなた自身だったかもしれない
他人に否定されたこと
パートナーに傷つけられたこと
周りに理解されなかったこと
それらは確かに、つらい出来事です。
でも、いちばん自分を責め続けていたのは
もしかしたら「あなた自身」だったかもしれません。
そしてその責める声に、もうそろそろサヨナラしてもいいのです。
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