かなり昔の事ですが、和太鼓の演奏会に子どもたちと一緒に行ってきました。
写真はNGだったのでお見せできませんが、
そこにいた一人の女性が、まるでサンリオキャラのようにキラキラしていて…
もう、本当に目が離せなかったんです。
笑顔でバチを振り、全身で音を奏でるその姿。
思わず私は「ぬゅ〜〜ん」と、ゆるんだ顔で見とれてしまいました。
そしてその彼女がMCとして語ったストーリーに、私は涙が止まらなくなったのです。
彼女、もともとはバレリーナ。
ロシアに留学していたとき、この和太鼓の一座に出会い、魂を奪われるようにして…今、太鼓を叩いているのだと。
「ああ…魂のまま生きるって、やっぱり素敵だなぁ」
そう思った瞬間、涙がぼろぼろとあふれてきて。
私の魂が震えるのは、誰かが“幸せ”に変わっていく瞬間
私にとって、命が踊るような瞬間って…
誰かの心がほぐれて、ふっと軽くなるあの瞬間。
苦しみの中にいた人が、自分の光を見つけて笑顔になるあの瞬間。
やっぱり私は、心に携わる仕事が大好きなんです。
だけど――
カウンセリングやセミナーという仕事について、かつては大切な家族とすれ違いもありました。
「あなたの仕事のせいで家族が壊れる」
そう言われたこともあって、罪悪感で胸が押し潰されそうになって、私は自ら別居を選びました。
けれど、今ならわかります。
あのとき、相手はわかってくれようとしていた。
反対していたのではなく、「もっと幸せになってほしい」と思ってくれていたのだと。
誰かを愛するって、相手に従うことじゃない
愛されたい。
大切にされたい。
そして、大切にしたい。
その気持ちはずっと変わらない。
でも、そのために自分の「好き」や「得意」を手放す必要はないんですよね。
誰かに合わせて生きるのではなく、自分を大切にしながら、愛し愛される関係でいたい。
私は、「応援される世界に住む」と決めました。
たとえ、考えがコロコロ変わってもいい。
それが“生きている”ってこと。
それが“女”ってこと。
武士じゃないんだから(笑)
娘に言われて気づかされたこと
昨日の帰り道、娘がぽつりと言ったんです。
「ママの仕事は、みんなを幸せにしてるよ。私もお兄ちゃんも、ママのこと自慢やねん。だから、大丈夫。好きなことやったらええねん」
胸が熱くなりました。
愛されるために、自分の「魂の願い」をあきらめない。
誰かの言葉や目線に怯えない。
自分の人生は、自分で選べるんだって。
“こんな私でどうですか?”
誰かに「そんなあなたは受け入れられません」と言われたとしても。
私は、「そんなあなたでも大好きだよ」と言い合える世界に住みたい。
だって、最終的には自分が決めることだから。
だから私は、こんな私で勝負していきます。
優しさと罪悪感を、もう間違えないように。
これからも「他人軸ではなく、自分軸で生きたい」と願う女性たちのために、活動していきます。
久しぶりに、都内高級ホテルスイートルームでプレミアムな講座を開催するので、是非いらしてください。
必要な方に、この想いが届きますように。